明日の3月11日で東日本大震災から14年がたちます。

カレンダー上では1月1日が1年の始まりでけじめのような日ですが、東日本大震災以降は3月11日が1年の始まりでけじめの日のような、そんな日です。

今年を振り返ってみると、こんなに年月がたったのか、と思うことが多く、不思議な感覚になることが多い1年でした。

東日本大震災に心を寄せると、自然と陸前高田～岩手～東北～日本～世界・・・へと意識が向き、この14年の間に起きた災害の多さや、戦争が始まってしまった悲しさで心が苦しくなります。この4～5年は予想外であったコロナ禍をへて、世界中がこの数年でひっくり返るような動きであったな、と感じています。

この14年の間に、とても言葉では表せないほどの苦しみや悲しみ、そして感謝があり、その背景と共に今の私たちがあり、3.11夢あかりも同様に様々な思いの中で回を重ねてきています。

これからの未来は、これまでの延長上にあるやり方や捉え方ではなく、原点に戻って全く新しい思考や出会いを大事にしながら、改めて私たち自身の心に響く、そんな活動をしていきたいと思います。

改めて、東日本大震災で犠牲となられた皆様、また、日本をはじめ世界中で起こった災害で犠牲となられた皆様の慰霊と復興を願い、そして心から世界の平和を祈って、今年も夢あかりを灯します。